crossbeats REV.

実機について 2015年7月末にカプコンから登場した音楽ゲーム。
同社のスマートフォン向けアプリ「CROSS×BEATS(クロスビーツ)」のアーケード向け作品。
プロデューサーは元コナミに所属していた前田尚紀。

セガのゲームデータ管理サービス「Aime」に対応。
Aimeカード・バナパスカード、若しくは対応する携帯電話を登録すれば、オプション設定やクリア状況などを保存することが可能。
筐体にはタッチパネル内蔵モニターが装備されている。入力はタッチパネルのみ。
1人プレイが基本だが、店内の筐体同士をリンクさせて最大4人で対戦プレイも可能。
画面に「ノーツ」と称する矢状のオブジェクトが2方向から現れ、特定の場所に向かって進む。
この2つのノーツが重なる瞬間に、リズムに合わせてタッチして消していくのが基本的な流れとなる。

【タッチ】
2方向から現れるノーツが重なった瞬間のタイミングでタッチして消す。最も基本的なマーカー。

【フリック】
タッチノーツの様に2方向から現れるノーツが重なった瞬間、矢印の方向へ指を動かす。

【ホールド】
4方向からノーツの交点に向かって現れる。
ノーツの交点で指を押し続け、完全に交わった瞬間に指を離す。

これらのノーツを複雑に組み合わせたり、同時押しを要求する譜面もある。
出来るだけミスをせずにゲームを進め、画面上のクリアゲージを少しでも保っていればステージクリアとなる。
但し、NORMALゲージに設定した場合はゲージが尽きてもゲームオーバーにならない。

作品について&戯言 2015年夏は各社から様々な音楽ゲームがデビューして、久々に活気に満ちてきた気がしますね。

他の音ゲー筐体ミニチュアと、ほぼ同時進行で制作していました。
見た目は簡単そうな造形ですが、マーキー周辺が二重構造になっていたり、最近手掛けた作品の中では手強い作品でした。
筐体両サイドのイルミネーションは、無難にラピーテープで表現しました。


2015年の夏、「チュウニズム」の初プレイと同じく、天王寺のセガ系列のゲームセンターでプレイしました。
これまでの音楽ゲームの様な、レーンに沿ってノーツが降ってくる方式では無いので少し不安でしたが、
ノーツが3種類+同時押ししか無いとか、複雑な譜面が苦手な作者には意外と取っ付き易い内容でした。
お盆の時期でお客さんも多く、店内がちょっと騒がしくて曲が聴き取り難かったのが残念でしたが…
これからはイヤホン持参で出掛けようかと思います(笑)

しかし、このゲームのプロデューサーがあの前田尚紀氏とは非常に衝撃的でした。
その人脈からか、ゲームオリジナル曲のコンポーザーもBEMANIシリーズで見た事がある人達が多く、
今後の展開も目が離せないですねぇ。


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